マクロスFB7「オレノウタヲイケブクロデキケ!」レポート

3月16日、池袋シネマサンシャインにて『マクロスFB7 オレノウタヲキケ!』Blu-ray&DVD 発売記念トーク&上映イベント『オレノウタヲイケブクロデキケ!』が行われました。

当日上映されたのはBlu-ray収録版で、劇場上映から一部ブラッシュアップされたカットがありました。劇場でご覧になった方も改めてぜひチェックしてみてください。上映終了後には、熱気バサラ役・神奈延年さん、ミレーヌ役・櫻井智さん、ガビル役・陶山章央さん、そしてアミノテツロ監督がステージに登壇。『マクロス7』当時のアフレコの思い出や、お気に入りの曲などについてトークが弾みました。

主役だから気合いを入れて行ったという神奈さんは、独特の世界観を理解したり、バンドのロック感を出すのに「毎回必死だった」とのこと。櫻井さんも「私もホントに必死でした」と、最初は歩調が合わなかったけれど、徐々にミレーヌと一心同体になれたと思えたそうです。今回改めてミレーヌを見て「時が流れて、さらに愛おしくなりました!」とキャラクターへの愛情を語りました。


熱気バサラ役:神奈延年さん


ミレーヌ役:櫻井智さん

ガビル役の陶山さんは、当初担当していたキャラクター・フィジカが死んでしまった後も毎週アフレコスタジオを見学に訪れていたそうです。そんな陶山さんを見たアミノ監督が「仕方ないな、というわけじゃないんですけど」とガビル役に抜擢されることに。何か美しいものを見つけては「○○美!」と叫ぶガビルの名台詞は、今回も陶山さん登場時の「挨拶美!」に始まり、トーク中に何度も「美!美!」と(笑)。監督には「持ちネタのあるやつはいいなぁ」と突っ込まれていました。


ガビル役:陶山章央さん


アミノテツロ監督

お気に入りの曲について訊ねられると、神奈さんの回答は『REMEMBER 16』。高校では軽音楽部で活動していた神奈さんは、歌詞を聞くと思う所があるのだそうです。櫻井さんはインパクトのある『突撃ラブハート』。そしてミレーヌの『MY FRIENDS』はイベントでもよく歌うとのこと。陶山さんは『HOLY LONELY LIGHT』を挙げましたが、その理由は「ガビルはたいがいあの曲にやられてるんですよ(笑)」。あのシャウトにはやられますよね。アミノ監督は、作中で曲が流れる時バサラの歌は強烈な印象を残すけれどミレーヌの曲は注意していないと聞き流してしまう場面もあると言い、「改めて聞きなおしてほしい」とミレーヌの曲をイチオシ。時間が経って改めて聞いてみると、また違った魅力に気がつくかもしれません。

最後に、会場に集まった10代からリアルタイム視聴世代まで、幅広い層のファンに向けて、登壇者からメッセージが贈られました。

アミノ監督は「若い子はこれからいろんな人に会って、いろんなことを言われると思う。それを自分で選ぶかどうかは自分の判断だけど、俺の歌をきけっていうくらいだから、まず聞こう。いい未来が君を待っていると思うから。僕はそれを願っています。ここへ来て、この作品を見て良かったと思ってください!」とコメント。

陶山さんは「まさかガビルでこのようなステージに立たせてもらえると思ってもみなかったので、すごくうれしかったです。『マクロスFB7』のBlu-rayとDVDのお買い上げ、よろしくお願いいたします、宣伝美! そして、今日は本当にありがとうございました! 徹底的、感謝美!!」と決めゼリフも交えてコメントして下さいました。

櫻井さんは「マクロスはみなさんに愛して頂いて、まだまだ30周年イベントが続くのですね。ぜひこれからも応援してください。ありがとうございました!」とコメントし、

最後に神奈さんは「マクロスのテーマって”愛”だと思うんです。この作品が世代を超えて見て頂けて、愛情を注いでやってきた甲斐があるなと思います。これからも愛して頂けると嬉しいです。愛を、どうもありがとうございました!」と熱くコメント。

締めくくりはもちろん、登壇のみなさんと会場が一体になって絶叫!
「俺の!私の!歌をきけーッ!!」

■マクロスFB7 銀河流魂 オレノウタヲキケ!公式サイト http://www.macross30.com/fb7/

(C) 2012 ビックウエスト/マクロスFB7製作委員会

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