2月25日、東京・上野の国立科学博物館にて、機動戦士ガンダムユニコーン episode6 世界最速上映会に先立ち会場展示物のプレス内覧会が開催されました。
イベントの内容についてはこちらでご確認ください。
http://www.gundam-unicorn.net/info/index.html
冒頭、あいさつに立った福井晴敏氏(ストーリー担当)は「この作品は、Blu-ray・DVDの売り上げが累計125万枚を突破しています。これはいわゆるアニメファンと言われる層以外の人が動いている結果だと思います」と、作品ヒットへの感謝を述べました。
会場となった国立科学博物館・日本館は1931年に竣工。中央に1階から3階までの大きな吹き抜けがあり、今回はその吹き抜けを取り囲む回廊に展示品が並べられました。ビスト家の屋敷を思わせる重厚な雰囲気がピッッタリです。
1Fホール正面には「貴婦人とユニコーン」のタペストリー(レプリカ)が。左手のスクリーンでは、フル・フロンタルから来場者へのメッセージが上映されました。それによると、ここは”資源小惑星ジュラク”にある、旧世紀の地球・極東の島国に存在した”ウエーノ”の博物館を忠実に再現した施設だとのこと。「立たせたままですまないが、何事にも段取りが必要だ」と見学の注意事項なども賜りました。
2階はUCの世界を紹介する資料として、コロニーや船などの設定を詳細に解説するパネルを展示。こういうものを見ると、映像の見所がまた増えますね。
そして今回の目玉とも言える展示品がこちら。電飾も仕込まれた「1/1000 首相官邸ラプラス」。破壊される前の姿を精巧に表現しています。
3階はキャラクターやメカの設定資料を中心に、場面カットや背景画などを展示。ステンドグラスを背に置かれた肖像画が印象的でした。UCに関連した展示品がほとんどですが、中には昔のものも時々紛れているようでした。
今回は期間も入場者も本当に限られた展示イベントでした。作品はいよいよラストに向かいますが、ぜひそれまでに、期間も規模もより充実した展示が行われる機会があるといいですね!
■機動戦士ガンダムUC公式サイト http://www.gundam-unicorn.net
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