女性キャスト登壇で鏡開きも – 完全新作劇場版『宇宙戦艦ヤマト2199 星巡る方舟』初日舞台挨拶レポート

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12月6日、完全新作劇場版『宇宙戦艦ヤマト2199 星巡る方舟』が全国89館にて公開され、都内の劇場では初日舞台挨拶が行われました。

今回の登壇者は森雪役・桑島法子さん、岬百合亜役・内田彩さん、桐生美影役・中村繪里子さん。MCは「たっぷりヤマトークナイト」でもお馴染みの小林治さんです。同作は本編の劇場イベント上映でも毎回舞台挨拶が行われていましたが、今回登壇されたキャストの皆さんは全員が初登場。登壇者が全員女性というのも初めてのことです。
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(左から)桑島法子さん、内田彩さん、中村繪里子さん

シリーズ一作目から2年8ヶ月。長らくシリーズに携わってきたキャストのみなさんにとって、ようやくの劇場公開は感慨もひとしおの様子。シリーズ制作中を振り返って、オンラインラジオ番組「YRAラジオヤマト」を担当してきた内田さんは、当初「自分のような若輩者がヤマトを語るなんて、と緊張していたのですが、少しずつ”新しいヤマト”をいっしょに楽しんでいけたら、という気持ち」になっていったと語りました。

また、桑島さんは本編で森雪とユリーシャの二役を演じたことについて「雪だけでもいっぱいいっぱい」で、「まったく別人なのに同じ人が演じるのは、演じ手としてかなりプレッシャーがありました」と打ち明けました。同じく内田さん演じる岬百合亜も、憑依される形でユリーシャを演じましたが、ユリーシャ本人が出る前だったこともあって「ユリーシャが崩れてしまってはいけない」と考えると「半端じゃないプレッシャー」だったと言います。

今回の劇場版では、中村繪里子さんも兼ね役に挑戦しています。中村さんはアフレコ前に兼ね役を演じるかどうか打診があったそうですが、二人が素晴らしい演技を間近で見てきたことで、自分もぜひやりたいと答えられた、と言います。「自分の中では役者として挑戦できた部分だと思います。お二人のおかげです。(中村さん)」

作中では、迫力ある戦闘シーンはもちろん、「継承する、受け継いでいくのが(ヤマトの)ひとつのテーマ(桑島さん)」という言葉通り、若手の活躍や成長したクルーの姿も見所。また、帰路ということで「若干余裕のできた、みんなの穏やかな部分を垣間見られて、ポロッと(内田さん)」するのも、長い旅路をファンと共に辿ってきたヤマトならではの魅力です。

舞台挨拶の最後に、登壇者はそれぞれファンへのメッセージを述べました。

中村さん「2199が始まってから2年8ヶ月という長い時間がありましたが、それを軽く上回る時間をヤマトという作品自体ががここまで運んでくださったことに、大変感謝しています。この後もヤマトが様々な冒険をできるように、応援よろしくお願いいたします。」

内山さん「作中でも若い世代への継承があったように、ヤマトという作品も、オリジナルから2199へ受け継がれ、いろんな人がヤマトという作品を愛して、次の世代に語り継がれるような、もっと大きな作品になっていけたらなと思います。これからもぜひよろしくお願いいたします。」

桑島さん「2年8ヶ月、アフレコをしている間に本当にヤマトクルーのような気持ちになりました。今回も冒頭からすごく引き込まれて、みなさんもヤマトにずっと乗っていたいと思われるのではないでしょうか。戦闘シーンや個性的な敵キャラなど見所がたくさんなので、ぜひ何度も劇場に足を運んでください。今日は本当にありがとうございました。」

この後、会場では登壇者3人とコスプレをしたヤマトガールズが客席中央に集合。観客のみなさんの「よいしょ、よいしょ」という掛け声に合わせて一斗樽の鏡開きが行われました。

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ヤマトガールズも参加して、公開祝いの鏡開き!

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■『宇宙戦艦ヤマト 2199』公式ウェブサイト http://yamato2199.net

『宇宙戦艦ヤマト2199 星巡る方舟」全国絶賛公開中
配給:松竹
(c)西崎義展/2014 宇宙戦艦ヤマト2199製作委員会

(記事 笠井美史乃)

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