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主役は猫で間違いない! そこ☆あに『泣きたい私は猫をかぶる』特集まとめ

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今週は、Netflixで配信中の映画『泣きたい私は猫をかぶる』の特集です。『ペンギン・ハイウェイ』で知られるスタジオ・コロリドの劇場長編2作目となる作品。新型コロナの影響で多くの映画が公開延期となる中、この作品は延期ではなくNetflix独占配信という形で世に出ることになりました。キャスト、スタッフともに劇場作品らしい豪華さが目を引きます。

21分24秒までは本編のネタバレなしでお届けします。

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■Netflix配信へ華麗な転換、Win-Winな結果に
くむ「この時期って劇場がほぼ閉まってたじゃないですか。その中で、18日よりNetflixで配信しますと。これ、宣伝とかめちゃ大変だったと思うんだよね」
那瀬「ほんとですね。山本幸治プロデューサーのインタビューでも出ていましたけど、いかにこの状況を切り抜けるかという部分で、判断としてはすごく時代にも合っているし、敏腕プロデューサーな一面だったなと思いますね」
くむ「他の作品みたいに、7月以降のセッティングでもう一度やったとして、枠を取っていけるのかというね。だって、(時期的に重なる)Fate[HF]にしてもヴァイオレット・エヴァーガーデンにしても、確実にお客さんが来るのはわかっているじゃない」
那瀬「固定のファンがいる作品ですからね」
くむ「続編だし。その中で、オリジナル作品がどう戦っていくのかという。やっぱりタイミングってすごく重要ですよね。いま出せないのなら、あえてNetflixで出すことを話題性に変えていってしまうという。これある種のマーケティングじゃない」
那瀬「ほんと、そうだと思います。それに、沢山の人の目に触れることが、クリエイターたちの充足感につながるよねという話も、このコロナ期間に多かったと思うんですよ。で、いままで使ってきた媒体が使えなくなったところでどう動くかみたいなことは、改めて見直されるポイントだったのかなと、色んな人の話を聞いたりして思いました。テレビCMもよく見た気がするんですよ。果たして、東宝配給だったらこれだけのCMを流せたのかどうか、と思うし」
くむ「そうだね。製作委員会の中にフジテレビが入っていたので、テレビでCMを流すところにも意味があったのかもしれないですよね。で、Netflixにとってもプラスなわけじゃない。結果的にWinWinになれたんじゃないかなという感じはありますよね」

■主役は猫、歩き方から表情まで、猫作画に注目! ていうか猫自慢
くむ「私これ、主役は猫だと思ってるので。猫作画がいいですよ」
那瀬「いいですよねー!」
くむ「猫って走り方も様々なんですよね。すごく研究して描かれているみたいなので。猫好きにはたまらないとおもうので、ぜひ見てほしいですね」
那瀬「今日ね、ちょうど白い猫を見たんですけど。ぜんぜんブスで(笑)。やっぱ太郎めっちゃかわいかったなあと思って」
くむ「ウチは、Twitterにも上げましたけど白い猫がいるので。共感があるんですよ、白い猫に対して。太郎は鼻としっぽが一部色が違うんですけど。白猫ってね、かわいいんだわ…」
那瀬「なんか、太郎見て、今日のブスな猫見てから、くむさんの猫見たら、めっちゃかわいいなって思いました。美猫だなって感じですよね」
くむ「イケメンですから、うちの猫は」
那瀬「身体シュッとしてるしね」
くむ「そうそう、すごい筋肉質なんですよ。最近歳取ってきて、おなかのところがちょっと落ちてるみたいだけど。若い頃が太郎に似てましたね」
たま「(太郎が)高いところから落ちたときにプルプルってなってたのとか、すごいかわいかったな」
くむ「こだわってるだけのことはありますよ。さすがコロリドさんという感じの猫作画でしたね」
那瀬「猫が主役というのは全然嘘じゃないというか。猫が描きたい、が先頭にあった作品なのかなという気が、個人的にはしました」
くむ「物語としていくつもやりたいことがあった中に、猫を描きたいというのは確実にありましたよね。あとほら、人間て猫を見ていると猫になりたいと思うときってあるじゃない。ヤツら好きなように寝てやがるからさあ…」
美樹「確かにそうなんですけど。でも人間も、けっこう猫みたいに気ままで自分勝手なんだなというふうに、思える作品でしたね」

■豪華キャスト、ひと味違ったお芝居が楽しめます
たま「お芝居も良かったと思いますね。登場キャラクターみんな、伝わってくるものがあるキャスティングだなと」
那瀬「主人公・美代(ムゲ)の志田未来さん、今回のゲスト枠とも言えますけど。もともと、こういう言い方はアレかもだけど、アニメっぽい、二次元イラストに合いそうな声だなって正直思ってたんですよ。すごく良かったですよね」
小宮「ジブリ作品や『僕のヒーロ―アカデミア』とかにも出ていて、声優の経験もある方ですけど。もちろんドラマを見ても演技がうまい方なので。すごくキャラクターに合っているなと思って、志田未来で正解だなと個人的には思いましたね」
那瀬「あとは日之出くんですよね。花江夏樹さん。最近、花江無双みたいなこと言われていますけど」
くむ「いやほんと、めっちゃ出てるね。しかも上手いんだ」
那瀬「そうなんですよねえ! ザ・アニメみたいな、ヒーロー、主人公の芝居をする面もあるのに、(今作では)『じいちゃん、台所借りる』っていう、あのセリフがもう、自然すぎて、くっそ悔しい(笑)。花江夏樹うめえ!と思ってしまって。ほんと悔しいけどうまいわーと思ってしまいましたね。これ褒めですよ褒め」
たま「日之出くんは作中で声を褒められるところもあったから、いい声じゃなくちゃいけないけど、あんまりコテコテもダメという、すごい難しいものを要求されてそうな気がしたから。自然な感じに聞こえるのが、なるほどねと」
那瀬「しかもまた脇を固める二人もよかったですよ。友達の頼子ちゃんが寿美菜子さん、そして日之出くんの親友、伊佐美くんが小野賢章さんだったんですね」
たま「言われるまでピンとこなかったな。小野賢章感なくないですか?」
那瀬「なかったですねえ。ほんと、黒子になれる方ですよね、小野賢章さんて。ちなみに、花江さんのYouTubeをたまに見ているので、この二人が出ているだけで笑ってしまう気がします」
たま「中学生みあるよね、あのテンションは」

救われたい気持ちから生まれた依存的な「好き」から、つたなくても相手を思って自分の言葉で「好き」と言えるまで。岡田麿里らしい痛気持ちいい切れ味というよりは、中学生らしい屈折と素直さ、猫の可愛さを楽しむのが良いのではないでしょうか。

(笠井美史乃)

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