青田買いでもプッシュしていた今期の新番組から、今週は『ネト充のススメ』特集です。第5話・6話と、ドキドキが高まってきましたね。オンラインゲームを扱いながら、ストーリーがリアルメインで進んでいるのも面白いところ。できる30代ニートのオン&オフクロスオーバーな恋愛にキュンとしちゃってください!
■ネトゲを扱いつつ、クエストや戦闘じゃなく…
蒔田「ただみんなでだべっているというシーンがすごく多い。そこに意味があるので。やっぱりリアルで趣味が合う人とだべっているのと変わらないんですよね」
美樹「最初の、林さんとリリィさんが出会うためにクエストをクリアしていくみたいな、ふたりの絆を深めるためだけに描かれた感じで。多分普段もギルドメンバーとかはクエストしてそうですけど、そこはあまり重要じゃないというのがわかりやすいですよね」
くむ「そこ結構、重要なポイントだと思うんですけど」
美樹「むしろチャットとか酒場とかで仲良くなっている感じですもんね」
くむ「そういう意味で、あまりネットゲームに詳しくなくてもなんとなく楽しめるという。人間関係だけに集中して楽しめる作品になっているんじゃないかと思いますね」
■女性キャラの後ろには、ほぼ男性がいる?
くむ「男性キャラクターの後ろにいるのが女性だとか、女性キャラクターの後ろにいるのはほぼ男だとか。よく聞くんですけど。でもやったことがない人がネカマをやってみたらどうかといったら、簡単じゃないよね。あれはある種の才能だと思う」
美樹「なるほど、心得てないとダメですね、いろんなことを」
くむ「2種類いるんですよ、素でやっていて女性に間違われるタイプと、最初から男好きするキャラを演じていって姫になっていくタイプ」
美樹「え、桜井はどっちなんですか。素ですかね」
くむ「桜井はどう見ても素でしょう。だからやばいんだと思いますよ」
美樹「もしリアルでこの桜井としゃべったとしても、憎めないですもんね。それくらいいい人だなっていうのがわかる」
くむ「いや、騙されたと思うことは思うでしょうけど(笑)」
小宮「納得しちゃいそうですよね」
■ダメ人間じゃないニート、盛岡森子さん
くむ「これが10代とかだったら、なんとなく可愛げもあるかもしれないけど、30だったらどうなのよ?というところですよ」
蒔田「え、めっちゃいいじゃないですか!何いってるんすか!三十路超えているからいいんでしょう」
くむ「・・・そうですか。それは多分、きっかり1年くらいで復帰するみたいな前提があるかどうかだと思うんだよね。このままダラダラとお金がなくなるまで続けていって、社会人に戻れますか、みたいな」
蒔田「戻らざるを得ないときは来るかもしれないですけど、ダラダラしているのを見て、ある種傷の舐め合いみたいな気持ち良さはありますよ。見た目もパリッとしているよりは、眉毛手入れしてない、クマがある、ボサボサロングの方が、俺は良かったなって…」
小宮「いわゆる干物感が可愛かったんですけど。でも恋して綺麗になっていくのも可愛いなって思いますよね」
美樹「盛子の魅力はそういうダメ人間なところがあリつつも、人と会うとなったらちゃんとしようとするし、メールもちゃんと社会人やっている人の文章だなっていうのがわかるから。この人は大丈夫じゃないかって安心感があるところが好感持てるなと思ってますね」
蒔田「ちゃんとしている人がダメになっているのがいいんですよ!堕落しているのがいいんです。元からダメなやつはダメです、ちゃんとしろ!になりますっ」
原作はcomico(コミコ)連載、ですが現在は休載中ということで、アニメはどのように着地するのでしょうか。カンベさんやライラックさん周辺の動向も気になりますね。今回はパーソナリティのネトゲあるある&思い出話もかなり盛り上がっていますよ〜(笑)。
(記事 笠井美史乃)