安室透が華に陰にと魅力大放出でヤバい そこ☆あに『名探偵コナン ゼロの執行人』特集まとめ

今週は、劇場版『名探偵コナン ゼロの執行人』特集です。そこ☆あにとしてはちょっと異色のチョイス? でも巷で盛り上がる安室さんの噂は、ガンダム世代としてもやっぱり気になりますよね。ていうか今回、コナンの映画なのにトークの内容が安室さんのことばっかりになってません?!

そこあに「名探偵コナン ゼロの執行人」 #535
「そこ☆あに」535回目は劇場版『名探偵コナン ゼロの執行人』特集です。 原作は1994年にスタートした週刊少年サンデー連載青山剛昌による推理漫画。TVシリーズは1996年1月スタート現在も放送中の長寿番組。劇場版は1997年から毎年公開、...

■観ればみんなが執行されてしまう…その魅力を体感!
くむ「主役はコナンじゃなくて安室透ですよね、どちらかといえば」
たま「パンフレットを買ったら声優インタビューが古谷徹2ページ、高山みなみ1ページだったので、なるほどそういうことですかと」
くむ「でも彼が出るということは、安室と赤井の対決みたいなお話をやるのかと。それは見に行かなくてはいけないんじゃない、くらいに思っていたんですが」
たま「ああー、なるほど。それは2年前くらいにやりました」
くむ「そうなんだ、そこから乗っておくべきだったんですね。じゃあ今回赤井が出なかった理由というのは、何かあるんですか?」
たま「どうだろう、単純に安室透という男をピックアップして見せたかったということですかね」
くむ「なるほどね。余計なものを入れたくなかった、安室透だけをピックアップしたかった、みたいな感じかな」
たま「二人セットで人気があるというイメージだったので、安室透だけにフォーカス当ててきたのは、結構冒険じゃない?と思ったんですけど。結果的にこの大人気ですよ」
小宮「でもここで安室さんに視点を当てたことによって、外伝作品的な感じで見れたので。今までテレビシリーズを離れていたりとか、映画も何年かぶりという人でも、単体で見れたなというのはありますね」
くむ「まさに、私なんかそれですね」

■組織と個人、それぞれの正義が事件を呼ぶハード路線な物語
くむ「海外ドラマとか警察組織内の陰謀とか、そういう渋目の刑事ものが好きな層が一定数いるわけじゃない、いまの世の中に。まさにそういう人たちにも、コナンという何となく入りやすい形をしながら、実は中では結構ハードなお話やっていますよ、みたいな」
たま「これでもだいぶマイルドになったらしいですけどね、インタビューを読むと。一応、コナンでありうるくらいのラインまで落としてほしい、みたいなのがあったようです」
くむ「企画の段階ではもっとハードな話だったんですね。子供がついていけなくなってもきついもんね」
たま「エンタメとしても重くなりすぎるというところもあるんじゃないですかね。コナンはやっぱり、すごくエンターテインメント性が強い作品なので。それこそ、探偵推理もあるし、アクションもラブロマンスもあるじゃないですか。全ての娯楽の面白い要素は全部コナンでできるから、コナン以外描かなくてもいいんじゃないか、みたいな話を青山先生が言っていたことがあったんです。もう全部コナンでやればいいじゃん、みたいな。それくらいすごく許容値の広い作品なんですよね」
小宮「前回の『から紅の恋歌』はラブストーリーも入っていたりして。そういう意味で毎回ミステリーとの掛け算が面白いなと思ってます」

■事件解決!か・ら・の〜蘭がまだピンチになってない!
たま「コナンくんがいると殺人事件が起こるように、蘭姉ちゃんがいると爆発事件とかが起こるんですよ」
くむ「はい。そんなイメージはあります、すごく」
たま「割と災厄を引き寄せるタイプの女の子なので。仕方ないですけど、まあこうなるよね、っていう」
くむ「私、久しぶりに見たから、まだ蘭姉ちゃんはこの役やってるんだと思って」
たま「大事なんですー!」
くむ「必要なものなのかもしれないけども、あまりにもそれ以外の部分がしっかりと描かれていたものだから、逆にすごく違和感に映ってしまった部分でもありましたね、正直なところ」
たま「そこがないと、車でレールの上を走らないので。エンタメ部分の方で必要なんです、あれは。蘭ちゃんイコールエンタメなんですよ」
くむ「ああ、なるほど」
小宮「犯人に迫るところも確かにヤバいというのはあるんですけど、蘭を助けに行くところはもうギリギリじゃないですか。すごいピンチだから、ああいうアクションをするという追い詰められた状況になるためにも、蘭は必要なんです」
くむ「そういう舞台装置みたいなものなんですね、蘭は。コナン映画の中にはそういう、いろんな決まり事があるわけじゃない。でもそれをうまく使いながら、様々なストーリーを組み合わせて、魅力的なキャラクターをどんどん作り上げてきているって、すごいね、コナンて」

4月13日の劇場公開から早2ヶ月。まだまだ人気は続き、大きな盛り上がりを見せたという応援上映も追加開催が決定しています。じっくり見せる推理ものストーリーと、カッコよく華やかなアクション、そして安室透の魅力を凝縮したエンディングテーマまで、大人も楽しめるエンタメ作品と言えるでしょう。しばらくコナンを見ていなかった方にもおすすめです!

■「応援執行上映」今週末に追加開催!
http://www.conan-movie.jp/special_screening/

(笠井美史乃)

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