そこあに増刊号「超人幻想 神化三十六年」特集 vol.27

z027そこあに増刊号Vol.27 今回はハヤカワ文庫より9月17日に発売になりました小説『超人幻想 神化三十六年』を特集します。著者の會川 昇さんをお迎えして、作品の魅力から會川さんのSF観まで、たっぷりお話を伺いました。

今作は、今期放送アニメ『コンクリート・レボルティオ〜超人幻想〜』の前日譚を書いた小説です。と言っても主人公たちの過去話などとは違い、神化という時代を、アニメの時系列から数年遡った年代で起きたある事件を描いています。直接的な前日譚というよりは、まさにアニメの中の世界に入り込んで歴史の重要な一部を垣間見るようなつながりになっています。これが、今後アニメをより楽しんでいくフックになるのかも……?
今回のトークでは、ストーリーの内容だけでなく、長年SFを好み世界を描いてきた會川さんの思いや、その捉え方を感じるようなお話も多く伺えました。そのため、最初から小説の内容に深く関わるキーワードを出しています。是非、小説をお読みになってから聞いていただければと思います!きっと、なるほど!や、あれってそれだったのか!という驚きと納得があって、また小説を読み返したくなると思いますよ。

■早川書房公式サイト ハヤカワ・オンライン

超人幻想 神化三六年 (ハヤカワ文庫JA)【超人幻想 神化三十六年】

アニメ「コンクリート・レボルティオ〜超人幻想〜」の前日譚

数々のフィクションに描かれてきたヒーローたちが実在したら――
本書は、年号が「昭和」ではなく「神化」と制定された、もう一つの戦後日本が舞台。
この世界には〈超人〉と呼ばれる、人間以上の力を持った者たちが存在し、主人公の嘉津馬は彼らが起こす事件に巻き込まれてく。
本書『超人幻想 神化三六年』は、10月4日放送開始アニメ「コンクリート・レボルティオ〜超人幻想〜」の前日譚。アニメに通じる要素が多々ちりばめられているのは、アニメの脚本を担当する會川氏が書く小説ならでは。また、昭和の文化、風俗、社会情勢が「神化」の出来事として形を変えて登場。小説を読み終わった後には、昭和史が違った姿で見えるようになるだろう。

著者:會川 昇
カバーデザイン: 團 夢見
超人幻想 神化三六年 (ハヤカワ文庫JA) Amazonで購入

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■ゲスト:會川 昇さん
■出演:蒔田宏平・那瀬ひとみ
■OP MUSIC by Cuckoo(クーク)「MOTHER」Official Twitter
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