4月21日、都内で行われた『宇宙戦艦ヤマト2199』40周年プロジェクト発表会にて、今年公開される劇場版新作のタイトルと公開日の発表、および西武池袋本店別館2階西武ギャラリーで行われる『宇宙戦艦ヤマト2199 原画展』にて展示される1/100ヤマトのお披露目が行われました。
■劇場版新作、タイトルと公開日発表
「宇宙戦艦ヤマト」テレビシリーズ第1作からちょうど40年となる2014年。昨年のテレビシリーズ放送最終回で予告された完全新作劇場映画のタイトルは、『宇宙戦艦ヤマト2199 星巡る方舟』。2014年12月6日(土)より全国にて公開されます。出渕裕総監督のもと、現在鋭意制作中とのこと。また、これに先駆けてテレビシリーズを新たな視点で振り返る特別総集編『宇宙戦艦ヤマト2199 追憶の航海』を制作。10月11日(土)より全国順次イベント上映されることも決定しました。こちらの監督はテレビシリーズにも参加した加戸誉夫さん、脚本は森田繁さんです。
『宇宙戦艦ヤマト2199 星巡る方舟』
12月6日(土)全国ロードショー
『宇宙戦艦ヤマト2199 追憶の航海』
10月11日(土)全国順次イベント上映開始
■全長3m超! 1/100ヤマトも展示される『原画展』開催
発表会の会場となった西武池袋本店 別館2階=西武ギャラリーでは、4月22日(火)から5月7日(水)まで『宇宙戦艦ヤマト2199 原画展』を開催。メカ・キャラクター・美術設定資料や原画などのオリジナル原稿200点以上が展示されています。こちらで展示されているのは、複製ではなくそれぞれが手描きのオリジナル原画です。さらに、この展覧会に合わせて全長3330mmになる1/100スケールモデルのヤマト(艦種:超弩級宇宙戦艦 計画名:A201F5-E 識別番号:BBY-01)を制作。バンダイの1/500プラモデルをベースに制作期間約4ヶ月をかけ、発表会前日に出来上がったという巨大なモデルです。艦橋には電飾も仕込まれ、なんと艦長室には発注にはなかったという沖田艦長の小さなフィギュアが!
この1/100ヤマトは西武池袋本店の原画展開催中会場内に展示されています。
また同展は今後、熊谷・大阪・名古屋・広島・福岡の各都市に巡回する予定です。
発表会で行われた除幕式には、西﨑彰司(企画・プロデューサー)さん、沖田十三役・菅生隆之さん、岬百合亜役・内田彩さんが登壇しました。
沖田艦長の「抜錨! 1/100ヤマト発進!」の号令で除幕
西﨑「今年、2本の新作を劇場で上映することになりました。ヤマトのテーマである『愛』や『生きる力』、生きなければいけない、というコンセプトを追いかける作品になればと願っています。40周年というと歴史と共に古さを感じますが、今後も新鮮な感動を贈れる映画を、アニメを作っていきたいと思っています。引き続きヤマトの応援をよろしくお願いいたします。」
菅生「沖田役が決まった時に声優仲間から『すごいね』と言われ、だんだんプレッシャーを感じるようになりました。収録が始まり、ものすごく長い時間をかけて撮り終えたのですが、沖田の存在、生き方・考え方が自分の中に浸透して行く実感がありました。沖田が皆さんの中にずっと生きていて欲しいと思っています。今日はありがとうございました。」
内田「私が生まれる前からやっていた作品に新キャラクターという形で携わらせていただき、最初は信じられない気持ちでした。ヤマトは音楽の時間にテーマ曲を歌うなど身近な存在で、その新作に関わることができたのは、声優をやってきてよかったと思える大事件でした。母や親戚が喜んでくれたり、幅広い層からの反響をいただいて、この作品の影響力が大きいものだと実感しています。若い世代にも魅力を伝えられるよう、私たちも一心同体となってがんばっていきます。」
現在、西武鉄道とのコラボレーションにより原画展記念乗車券を限定発売中。オフィシャルコミカライズを担当するむらかわみちお氏書き下ろしによるポストカードがセットになったブックレット型で、「EARTH EDITION」と「GARMILLAS EDITION」の2種類(各1,000円)。発売場所は池袋駅・所沢駅・西武新宿駅で、なくなり次第終了となります。(4月24日時点で池袋駅のみ販売中)。
『宇宙戦艦ヤマト2199 原画展』
4月22日(火)~5月7日(水)
西武池袋本店 別館2階 西武ギャラリー
会場時間:午前10時~午後8時(入場は閉場の30分前まで。最終日は午後5時閉場。)
入場料:一般700円/大学生・高校生500円/中学生:300円(小学生以下無料)
■宇宙戦艦ヤマト2199公式サイト http://yamato2199.net
(c)2012 宇宙戦艦ヤマト2199 製作委員会
(記事 笠井美史乃)