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ここまでの全てに導かれて、圧巻の最終回! そこ☆あに『ハイスコアガールII』特集まとめ

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今週は、昨シーズン最終回を迎えた『ハイスコアガールII』特集です。恋の「こ」の字も自覚しないゲーム少年が、こんなにドラマチックな結末を迎えるとは…! ゲーム好きの方はもちろんですが、そうでなくてもグッとくる、独特な魅力ある恋愛ものとして楽しめる作品でした。

そこあに「ハイスコアガールII」特集 #617
「そこ☆あに」617回目は『ハイスコアガールII』特集です。 原作は月刊ビッグガンガンに連載されていた押切蓮介による漫画。TVアニメシリー...

■なぜこんなにモテるのか? 春雄が人を惹きつけるワケ
くむ「アニメとしては珍しい、物語の中で歳をとるというね。小学生編から始まり、中学生編、そして高校生編まで描かれたわけですよね」
たま「大きくなりましたねえ」
くむ「ゲームの物語でもあるけど、恋の物語でもあるわけじゃない。それがちゃんと、歳をとっていくに連れていろんな恋愛模様が繰り広げられていくことが新鮮というか」
たま「そうですね。しかも春雄って恋だと気付くまでにめちゃくちゃ時間かかっていたから、いま気が付いたんだ!という感動ひとしおじゃなかったですか」
くむ「春雄という主人公がなぜここまでモテるのかという疑問も、最後まで見ると、春雄だったからだな、と思える物語になっているというね」
たま「すごく、良き人を惹きつけていく感じの人なんだな、というのがわかりますよね」
くむ「ゲームだけやっている友達のいないキャラクターなのかと一瞬思わせるけれども、彼の周りにはすごくいい友達が、大人も含めてそろっているんだよね」
たま「ゲーマーのなかでもアーケード勢ってみんなで遊ばなきゃいけないから、対戦相手も必要になってくるし、ちょっとオープンな人が多いんですよ。そういうところも春雄の性格づけってリアリティがあって。ゲーセンでの恋の話というのは、私も知っていますけど、わりとありそうな話かなと思います」
美樹「特にいいなと思うのは、ただのゲーム好きというよりは、本当に何かを突き詰めるまでやっていくキャラクターじゃないですか。極められるという賢さもあるし、努力家な部分もあるし。人として魅力的なんだろうな、と感じましたね」

■ライバルであり、戦友でもある、一言で語れない二人の関係
くむ「その時のかけ違いくらいで、どっちと付き合ってもおかしくなかったんじゃないかと思わせるのが、中高校生くらいの恋愛なんじゃないかと思うんですけど。それを狙っていたわけじゃない、日高さんも。高校生編の日高さん、ヤバいでしょ。あんなことされて、普通の男の子だったら引っかかっちゃいますよ」
美樹「春雄でなければみんなひっかかってますよね」
たま「渋谷で陥落していたと思います」
くむ「渋谷のあのシーンで終わりですよね。俺も好きかもしれないって、思っちゃいますよ」
小宮「この物語の難しいところが、ここで春雄が『じゃあ…』ってなっちゃうようなら、そんなヤツを日高は好きにならないよって思えるところだったり。ゲームががなければ出会わなかったし好きにならなかったかもしれないけど、ゲームがあるから二人は付き合うことができないという理不尽な感じだったり。二人の関係性をすごく出していて、ここでうなずく春雄は春雄じゃないし…と思う葛藤が視聴者側にあると思います」
美樹「日高さんは“ゲームが大好きで晶が大好きな春雄”を好きになってしまったことがもう負けなんだなって思いますね」
小宮「でも日高は、大野さんを見ている春雄が好きだと認めているところがかっこいいなって思います」
たま「仕方ないよね…という感じが出ているのがね。切なくもあり、日高ってほんといいなって思うところでもあり」
くむ「いい女なんだよね、ほんとに日高は。負けたくないと思いながらも、後押ししてしまうし。でも、どこかで振り向いてくれないかという気持ちもゼロではないという、その女心」
たま「大野との戦いも、すごい正々堂々じゃないですいか。こっちがアプローチした分は、大野がアプローチをかけても仕方ないと言っちゃうところとか。めっちゃ塩おくっているのに、それでもそこは邪魔しないというのはめちゃめちゃかっこよかったな」

■二人を繋いできた人(キャラ)たちが、春雄を後押しする
たま「(春雄の)友達もいいし、じいもいいし、みんないい人だったな」
小宮「最終回で一番それが出てましたね。春雄はここまで何回負けても自分でもう一回挑んできたけど、最終回は恋が関わってきて、自分で立ち直れなくなったところを周りが押し上げてくれて、また走り出すというのが熱かったですね」
くむ「周りがいなければ、そのままこの恋は終わっていたと思うんですよね。うだうだしながら高校卒業して、気がついたら思い出になっちゃっていく。で、もう二度と大野さんに会うこともない。かといって日高と付き合うわけでもない、みたいなさ」
たま「うーん、絶対ないだろうなって気がしますね」
くむ「そんな春雄なら日高さんは好きにならないと思うので」
小宮「でもそれもちょっとゲームっぽくてステキなんですよね。恋愛ゲームとかで最後に1つ選択肢をミスると、そういう誰ともくっつかないグダグダして終わるバッドエンドに行くことってよくあるじゃないですか」
たま「ありますね、最後の最後で選択肢をしくじったせいで失敗、みたいなことが」
小宮「日高との関係性を築けていなかったら、日高が助けてくれなくてバッドエンド、とか。だからちゃんと好感度を上げておかないとけないというか。まっすぐに生きてきた春雄だからこそのトゥルーエンド、じゃないですけど。そういう意味でのゲーム要素もちょっと感じて、私的には面白かったです」
美樹「ハイスコアガールの恋愛シミュレーションゲーム、欲しいですね。日高エンド見たい…」

1期に引き続き、実際に現物のゲーム機で大野さんたちのスーパープレイを再現していたり、音楽やSEにもこだわりが詰め込まれているなど、全編にわたって深い愛がかんじられる力作でした。このタイミングでスピンオフのコミックがスタートしたわけですが、なんとしても日高には幸せになってほしいと願わずにはいられません!

(笠井美史乃)

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