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牧之原翔子とは何者?! 物語最大の謎を残しての最終回 そこ☆あに『青春ブタ野郎はバニーガール先輩の夢を見ない』特集Part2まとめ

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明けましておめでとうございます。2019年もみなさまと一緒にアニメを楽しんで参りたいと思いますので、そこ☆あにをどうぞよろしくお願いいたします。

今週は、2018年最後の配信となりました『青春ブタ野郎はバニーガール先輩の夢を見ない』特集Part2です。Part1のトークでも話したように、この先長く心に残りそうな“何か”を感じさせてくれる作品だったわけですが、最後まで期待を裏切らない濃く丁寧なつくりに魅了されました。思春期症候群が作り出した世界は現実的でないとしても、儚く危うい心で現実を選び取っていくことの痛みはとてもリアルなものでした。

オープニングで触れたスタッフの2018年お気に入り作品についてのトークは、サポートチケットをご購入の方にお届けする「SOKOANI side-B」(https://sokoani.com/saporters)にてお楽しみください!

そこあに「青春ブタ野郎はバニーガール先輩の夢を見ない」Part2 #563
「そこ☆あに」563回目は『青春ブタ野郎はバニーガール先輩の夢を見ない』特集Part2です。 原作は電撃文庫「青春ブタ野郎シリーズ」鴨志田...

■麻衣とのどか、入れ替わり芝居がすごかった
くむ「声優さんのインタビューを読むと、入れ替わっているから真似をしなきゃいけないので、その演技する事自体面白くはあるけれど、すごく大変でもあるので2話分が限界だったね、というお話をしていました」
美樹「確かに。この声の入れ替えも違和感なく上手だなというのと、何より、表情がすごいとおもいました。のどかの顔なのに麻衣さんの姉っぽい表情をしていたり、麻衣さんの顔なのにすごい泣きじゃくって、これはのどかの泣き方なんだという。その演技の表現もすごいなと思いました」
小宮「声だけじゃ結局わからないじゃないですか、入れ替わっているのか。それを感じさせないように作っているし、入れ替わっている要素が隠されているのが、青ブタだなって思ったんですよね。普通は分かりやすくするじゃないですか、見ている人が困るから。で、もそれをしないっていう」
くむ「声優さんがうまければうまいほど、分からなくなっちゃうもんね」
小宮「キャスティングも作画も、入れ替わっているんだよという演技をさせていることにこだわりを感じて。絵は全然違うし声優さんも違うのに、違和感なくそのキャラクターが中にいて、会話しているんだというのが、するっと入ってきたのはすごいなと思いますね」

animete Times|【連載】『青春ブタ野郎はバニーガール先輩の夢を見ない』声優インタビュー第4回:豊浜のどか役・内田真礼│一人二役と二人一役の末に感じた姉妹の魅力

■突然の喪失を受け入れるということ
くむ「かえでが学校に行こうとする流れは、感動というか。自分が消えることを覚悟したわけですよね。ある種、自分という存在が死ぬのと変わらないわけですし。体は残っているけども、心は消えるのと変わらないよね。だから、一つの喪失をこの話で描いていたわけですよね。ノートは残ったから記録は残る、という感じだと思うんですけど。妹のお話でここまで描いてくるとは、予想以上でしたね」
小宮「この作品、今の時代としてはアナログな、日記とか、咲太がケータイを持っていないこともそうですけど。1話でも麻衣さんの話を日記に書いていたりして。現代に近いツールを多く使う割に、そういうアナログなところも持っているのが面白いと思います」
美樹「もともと花楓が病気になったのが、そういうツールが原因だと思うと。なんか、たまにパソコンが急に壊れてデータが全部消えちゃった時に、大事なものが紙とか形に残るっていいなって思う時があるんですよね。これだけSNSなんかをテーマにしていながら、本当に大事なものはそれでいいのかな、という警鐘を鳴らしてくれるというか。そういう感じがありますね」
小宮「花楓が(かえでの存在を)受け入れたシーンがあったのも、自分が書いたノートだったからなのかなって。写真とか、パソコンでただ文字だけを見ていたら、あんな風には思わないかもしれないから。そこはすごく好きですね」

■揺るぎないメインヒロインと、実在が怪しまれる謎のヒロイン
小宮「麻衣さんがいい彼女なんだというエピソードがちょこちょこ入っているのが、ここにきて生きてくるのがすごいなと。私、バニーガール先輩の話よりも双葉ちゃんのエピソードで出てくる麻衣さんの方が好きだったりするから」
美樹「確かに。のどかの時も、アイドルとしてあれだけ頑張る麻衣さんがカッコよかった。他のエピソードでも麻衣さんがちゃんと立ってるね」
丸井「完璧超人かなって思っちゃいます」
くむ「でもそうじゃない弱さを持っているから可愛いんですよね。嫉妬したりもするじゃない、ちゃんと。完璧じゃないところが、彼女の可愛さなのかなという気がしますよ。でもその麻衣さんを脅かす存在が、牧之原翔子なわけですよね。謎の女すぎます。弱り切った時に現れる女ですよ、翔子さん」
小宮「その言い方、悪い女みたいじゃないですか」
くむ「今の段階で、アニメの中で描かれた翔子さんというのは、悪いのか悪くないのか、分からない存在ですよ、あまりにも。咲太を助けてはくれたでしょうけど。でもそのあと消えちゃって、現れるのも突然だし。イマジナリーフレンドなんじゃないか。実際には存在しないんだけど、自分の心が作り上げた幻影みたいなものなのかな、とも思いますけど」
美樹「そう思っちゃったなぁ…」

最後の最後で全てを持っていった牧之原翔子。果たして彼女は実在するのか、それとも…。中学生翔子ちゃんの存在も含めて謎だらけのまま劇場版へと引き継がれることになりました。でも、2019年初夏公開ということは半年近く待つことに?! 待ちきれないから原作を読むべき? それとも読まずに待つべき? 悩める最終回となりましたが、まだご覧になっていない方は劇場公開までにぜひ!

(笠井美史乃)

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