予告どおり2回目の特集となりました、今週は『牙狼<GARO>-VANISHING LINE-』特集Part2です。ここ数年の中でも「トップ5に入れていい」と言うほど、そこ☆あに的に猛烈プッシュなこの作品。その理由は? 魅力は? 今回は前半25分まで、ネタバレなしでたっぷりとおススメ語りをしております。まだ見ていない方にも、ぜひこの熱い思いを感じていただきたいと思います。
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■特集2回目ですが、今一度強くおススメ!
たま「しつこく、特集やりましょうと言ってよかったな!と思った最終回でした」
蒔田「以前の特集でも言いましたけど、牙狼はたくさんあるからどこから見ればいいか分からなくて。特集がなかったら見なかったと思うんですよね」
くむ「きっかけがないと見ない作品て意外とあるよね。この牙狼に関しては、確実にたまさんの推しによって“見させられた”感じですよ」
たま「そうですね〜」
くむ「で、見始めたら、これは合うんじゃないのと。合うだろうと言われていた通り。昭和アニメ好きには確実にヒットする部分があると思うんだよね」
蒔田「あと2000年代感もありますよね」
くむ「そうかもしれない」
蒔田「まだ見ていない人もいらっしゃるでしょうから」
くむ「どれだけいいかという話を、もう一度、改めておススメしておきたいと。我々も最終回まで見まして、感想としては『いい!』が一番なので(笑)、その本編の話しはもう後でいいからと思って。いま頭の中は、いかに勧誘したいかですよね!」
■いま、タフガイ主人公の時代
蒔田「12話を見た段階で、この感覚あれだ!と思ったのは、『ガン×ソード』だったんですよ」
くむ「『ガン×ソード』も2クールをきっちり使った作品だったじゃないですか。あれが1クールだったら、絶対あんなに面白くならなかったわけですよ」
たま「一人ひとりの関係性の掘り下げがめちゃくちゃ丁寧という部分においては、登場人物が少ない分やれた感あるよね」
くむ「なんとなく『スクライド』感もあると思って」
蒔田「僕は『スクライド』と『ヨルムンガンド』と『シティーハンター』を足した感じというのも考えていたんですけど」
くむ「『シティーハンター』はパート1の時にも言っていましたね。まさか映画化するとは……時代が来ているのかも(笑)」
たま「やれやれ系主人公にちょっと疲れたみんなには、タフガイですよ! クールでタフで、時々三枚目を演じつつも、めっちゃカッコいい男というのが、今来ているわけですよ!」
くむ「ソードのカッコよさですよ。ダサかっこよさと言っていいかな」
蒔田「最初見たときは、ゴリマッチョだし、顔は猿っぽいし、みたいな感じで、あまり好きなキャラデザではなかったんですけど。オープニングが変わる頃には、最初の歩いてくるソードの顔の頼もしさが大好きになってた」
たま「めちゃくちゃ頼もしいよね」
くむ「スーパー主人公ですよ」
■映像的にも見ごたえ満点
たま「アクションもめっちゃカッコよかったですよね。墨絵っぽい表現だったりとか、バトルシーンでそんなことやるの? というのもありますし。あとバイクチェイスも」
くむ「車のシーンなんかは『RED LINE』を思い出させられました。今まで見たたくさんのアニメのああいうところ、こういうところ、みたいな部分は入っているんですよ。でも、おかげで見やすいんだよね」
たま「ある程度の安心感みたいなものに繋がっていますよね」
くむ「オマージュとかじゃなくてね。そういうアニメをたくさん見て来たからこそ、楽しめる要素になっているのかなという気がします」
たま「エフェクトとかもバリバリ効いているんですけど、昔見てすごくカッコよかったなと思った『鴉 -KARAS-』とか、思い出しましたね
蒔田「ああ、あの戦闘はよかったなあ」
くむ「アクションがカッコい作品は確かに今もありますけど、全体的にスタイリッシュでカッコよくて、しかもストーリーが伴うという作品てなかなかないじゃないですか。」
たま「どれか一つというのはあるんですけど、全部いいというのは。よほど幸運な環境がない限り、うまく回らないですよね」
くむ「キャラクターまでいいとなってくるとね」
たま「これは幸せな作品だと思います、本当に」
積み上げてきたものが最後にきっちり活きてくる、厚みのある展開は2クールならでは。つらい部分もありましたが、それを乗り越えてとても気持ちのいい最終回を迎えました。番組を聴いて興味を持たれたみなさん、ぜひ視聴してみてください!
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(笠井美史乃)