3月21・22日、東京ビッグサイトにてAnimeJapan 2015が開催されました。国内外のアニメ関連企業・団体が出展し、作品展示・グッズ販売・ステージイベントを行い、会場内は歩くのも大変なほどの人出で賑わいました。
展示エリアでは、アニメの製作会社、ソフトやグッズの販売会社、テレビ局・配信サービスなどが出展。ここではいくつかの出展ブースの模様をご紹介します。
■日本アニメ(ーター)見本市
人材育成や自由な表現の場として映像制作の可能性を探るというコンセプトでドワンゴが運営するWeb配信アニメーションシリーズ。公開中の作品の上映や設定資料を展示。アニメーターのデスクを再現した撮影コーナーも。
◇日本アニメ(ーター)見本市
■Production I.G.
VRヘッドセットOculus Riftを装着し、搭乗しながら3D映像を体験できるチェインバーには来場者の長い列が。劇場版&続編が決定した『ハイキュー!!』の原画展や、4月からテレビ放送が開始される『攻殻機動隊 ARISE』のビデオ上映も。今年5月9日公開の劇場作品『百日紅』にも期待。
◇Production I.G.
■電通
各所でPRされていた『アルスラーン戦記』ですが、こちらは迫力の等身大立像が乗馬姿で! 『銀魂』『食戟のソーマ』などのコスプレスタッフと写真が撮れるコーナーには、コスプレ参加者の姿も大勢見られました。
■TOHO animation
『ハイキュー!!』『弱虫ペダル』『PSYCHO-PASS サイコパス』などの人気作品が並ぶTOHOブース。キャラクターパネル展示やビデオ上映などが行われ、賑わっていました。『血界戦線』パネルも力が入っています!
◇TOHO animation
■ボンズ
その『血界戦線』を製作するボンズでは、これまでに手掛けた作品のPV上映や、新作の原画展示が行われていました。意外な路線のビジュアルも?!
◇ボンズ
■バンダイビジュアル
人気作品多数で近寄ることも困難なほど混雑していたバンダイビジュアルブース。シリアスな雰囲気の『ガールズアンドパンツァー』劇場版のビジュアルが気になります。隣のバンプレストブースではキャラクターグッズを展示中。
◇バンダイビジュアル
■THE NEXT GENERATION パトレイバー首都決戦
実写版パトレイバーはパト2を思わせるシリアス展開。産経新聞とのコラボフライヤーが配布されていました。
◇THE NEXT GENERATION パトレイバー首都決戦
■キングレコード/スターチャイルド
2日間通して関連作品のステージイベントを開催。ぜんハリステージでは『永遠ever never』『奇跡のYES』などをステージ狭しと熱唱し、たくさんのペンライトが振られました。振り付きで声援を送る男性の姿も多数!
◇少年ハリウッド -HOLLY STAGE FOR 50-
■あにしゅが
キャラクターケーキなどを販売するあにしゅがでは、ブースの半分はケーキ展示、もう半分は『和菓子屋おのでら』の出張店舗に。ニセコイの小咲ちゃんラベルの豆大福や桜餅が販売されていました。
◇あにしゅが
■フィールズ
月間ヒーローズ、ウルトラマンシリーズなどのコンテンツを展開するフィールズ。コンパニオンはウルトラ警備隊風のユニフォームと、ウルトラ怪獣ベムスターとエレキングをアレンジした衣装で。
◇フィールズ
■Production Work Street
『ガンダム Gのレコンギスタ』を事例に、アニメの企画から制作、仕上げまでを追って紹介する、AnimeJapanの企画展示。工程の内容を詳しく説明しつつ、作品で用いられた原画・脚本などの複製や、作業の様子を記録した映像などが展示されていました。
■コラボレーションショーケース
こちらもAnimeJapanの企画展示で、アニメ作品と日本の伝統工芸のコラボレーションによる商品の展示・予約販売が行われていました。ガンダムの金屏風、『ガールズ&パンツァー』の笠間焼カップ、ザクの白河だるまなど。都道府県とのコラボ商品を紹介するエリアも。
■企業ブース連携企画
『名探偵コナン』の謎解きゲームや『Wake Up Girls』のキャラクタースタンプラリー、『弱虫ペダル』では複数のブースに自転車やサイン入りジャージが展示されるなど、ひとつの作品に対して関連企業が連携し、来場者が楽しめるような参加型イベントが企画されているのが目立ちました。
(記事 笠井美史乃)