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不器用すぎるひそねが生まれた理由とは? ボンズ20周年記念展「ひそねとまそたん SPトークショー」レポート

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東京アニメセンターin DNPプラザ(東京・市ヶ谷)にて開催された特別企画展「ボンズ20周年記念展」。その最終日直前となる11月24日、「ひそねとまそたん SPトークショー」が行われました。

登壇したのは樋口真嗣監督、甘粕ひそね役の久野美咲さん、ボンズの代表取締役南雅彦さんです。司会はアニメイベントでおなじみの松澤千晶アナウンサーで、樋口監督との軽妙なやりとりも楽しいトークショーとなりました。


左から松澤千晶さん・樋口真嗣さん・久野美咲さん・南雅彦さん

企画展では「ひそねとまそたん」の原画や背景などの資料も展示されました。

キャラクターデザイン伊藤嘉之さんのイラストや、

会場にはまそたんの頭部も!

■聖地・岐阜基地が航空祭で本当に聖地に

トークショーではまず、11月18日にひそまその聖地・自衛隊岐阜基地で行われた「岐阜基地航空祭」の話題に。毎年10万人以上が参加するという大規模なイベントなのですが(今年は約14万5000人)、今回は樋口監督と久野さんのトークライブや基地内の聖地スタンプラリー、本物のF15がまそたん仕様(目がついている)で飛行するなど、かなりの“ひそまそ的盛り上がり”を見せていた模様です。

南「ロケハンに行ったのは2016年。最初は小松基地の航空祭に、それから舞台が岐阜ということで岐阜基地をゆっくり取材させてもらいました」
樋口「その後にも設定制作の人が追加で取材に行っていますが、僕らはそれ以来でした。行ったら実物大のまそたんがいたりして、作ったアニメがその場所で再現されているという事態になっていました(笑)」
久野「私は初めて現場に行きました。格納庫の中とか、空がどれだけ広いかとか、アフレコ中にずっと頭の中で描いていたものを実際に生で見て、本当に感動で胸がいっぱいでした」

航空祭で最も注目されるブルーインパルスによるアクロバット異機種大編隊飛行飛行では、「少女はあの空を渡る」をBGMに久野さんが場内アナウンスを担当。ブルーインパルスもドラゴン(のように見えるかもしれない)フォーメーションでの編隊飛行を見せてくれました。管制室に座り、緊張でガチガチになる久野さんでしたが…

久野「原稿の最後に『レロレロレロ〜』と書いてあって、え、これやるの?って(笑)」
南「しかもめちゃめちゃ長かったですよね」
久野「ちょっと盛りました(笑)。でも『まそた〜ん』というセリフもなく『みなさん、この後も岐阜基地をお楽しみくださ〜いレロレロレロ〜』とやったので、私は一体何をなめているんだ? と……」

ちなみに、実は本編のあのシーンで脚本に書かれていたのは「ベロベロベロ」というセリフ。久野さん自身もそう言ったつもりだったのですが、世間的にはなぜか「レロレロレロ〜」で広まってしまったのだそうです。

■ひそまそは「生きるのが下手な人でも何とか頑張っている」作品

イベントが開催されたこの日は、まもなくBlu-ray/DVDボックスの下巻となる「発動編」の発売を迎えるタイミングでした。特典の「まそたんミニフィギュア」などの紹介を挟みながら、改めて作品を振り返って印象に残ったことが語られました。

久野「1話で、格納庫に行くように言われて言い訳がバーっと口から出てしまうところは、何回もやり直しました。何度も指示をいただいてやっと、思っていることを伝えようとして喋るのではなく、思っていることが口から自然に出ちゃうという(ひそねの)感じになりました。普段使わない回路を使ったので難しかったです」

樋口「(ひそねのキャラクターについて)僕も含めてだけど、生きるのが上手じゃなくても何とか生きないといけないじゃないですか。深夜に疲れて帰ってきて、もう仕事に行きたくない…さっきは大失敗だよ…明日から生きていけるかな…という状態で見るアニメって何がいいのかなと。それで、自分より生きるのが下手な人が一生懸命頑張って何とかなっている、というのはどうかという思いが漠然と最初にあったんです」

南「樋口さんは(ボンズらしい派手なアクションが)ないと言っていましたけど、うちの作品はファンタジーやSFが多いですがその中でリアリティや人の心を描いています。そういう意味では、ひそまそはボンズらしいリアルな作品だと思っています」

ジョッキでビールを飲むような大人の役は初めてだったという久野さん。最初はプレッシャーでいっぱいでしたが、スタッフが家族のように見守ってくれて、自分のやりたいお芝居も思う存分にできたと、感謝の言葉でイベントを締めくくりました。

■岐阜基地航空祭の模様(Twitterから)


■TVアニメ「ひそねとまそたん」公式サイト http://hisomaso.com
© BONES・樋口真嗣・岡田麿里/「ひそねとまそたん」飛実団

(記事 笠井美史乃)

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