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作品世界に巻き込まれる〜! ファン期待の新展開も『影鰐LIVE上映 2.8 猿楽ナイトツアー』レポート

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『影鰐』と聞いたらじっとしていませんよ! テアトル新宿にて上映中の『影鰐LIVE上映 2.8 猿楽ナイトツアー』の初日にさっそく参加してきましたので、そのレポートと共に、高嶋友也監督のインタビューをお届けします。

■そこは『影鰐』の世界! 巻き込まれ型ライブ上映に参加

6月30日夜。昼間の暑さを残したジメッと重い都会の空気をかき分け、会場のテアトル新宿に到着すると、上映30分ほど前だというのにすでに結構な数の人がロビーに集まっていました。こんなに多くの方々が鰐ラーだと思うと、それだけでわにわにします。多くの方が特製コラボドリンクを手にし、ポスター看板の前で写真を撮る人もいらっしゃいました。しかしこのドリンクが後で運命を分けることになろうとは……。

上映が始まると、最初に聞こえるのはバスの走行音。そして「本日は猿楽ナイトツアーにご参加いただき、ありがとうございます」というアナウンスが流れます。我々はどこかへ連れて行かれているようです。そして到着した場所は…こ、ここは、廃棄された猿楽製薬の元研究所! 我々をここへ連れてきたのは、第1期1話に登場したタケルたちと同じように、怪しい場所への潜入動画を配信している若者シュウ・トモキ・コウタの3人組。彼らに連れられビルの地下へと入り込む我々ですが……。


今作のオリジナルキャラであるこの3人がストーリーを引っ張り、「あの後」の猿楽製薬で何が行われていたのかに迫りつつ、過去の奇獣事件を振り返っていくというのが中盤までの展開。ストーリーはもちろんですが、作品世界と劇場にいる私たちをつなぐ演出が今回の大きな見どころです。”見”どころというか、”体感”するところと言ったほうがいいかもしれません。自分が影鰐の世界に巻き込まれていく!

そして後半、あるアクシデントにより我々は大きなピンチに陥ります。そこで重要なアイテムとなるのがあのコラボドリンクなのです。 詳しくは言えませんが「猿楽開発の奇獣化予防ドリンク」ということですから(察し)。事前に入手した参加者の皆さん、命拾いしましたね。

最後は、テレビシリーズに登場したあの人やあの人が活躍する、ファンには嬉しい展開へ。第2期のラストからこんなふうに話がつながるなんて、こ、これはズルい!(うれしい)。後半の盛り上がりからエンタメホラー的な面白さをたっぷり味わいましたが、作品のファンとして気持ちが一番高まったのはこのラストの展開でした。終映とともに、会場には熱い拍手がわき起こりました。

劇場でしか実現できない「リアル」を楽しむライブ演出に、思いがけない新展開まで、『影鰐』ファンならこれを見逃す手はありません。ぜひ劇場で体感してください!

■高嶋友也監督インタビュー

ーー本日は大変お忙しいところ、ありがとうございます。「LIVE上映」ということで何が起きるのか楽しみにしてきましたが、意外な演出で驚きました。
高嶋監督(以下、敬称略) 今はVRもありますが、それとは真逆ですよね。VRは基本的に視覚と少しの触覚を使うくらいですが、今回は他の感覚にも刺激が行くことを狙って制作しました。作品のイメージとも繋がりますけど、ちょっとレトロだけど今っぽいという。
ーー演出は高嶋監督のアイデアですか?
高嶋 それもありますし、(製作の)DIRECTIONSさんが過去に手がけた作品の経験や、また劇場の担当者の方が『マッドマックス』の爆音上映を初めて行った方で、そちらからのご提案もあったりと、みんなの「合わせ技」です。
ーー今回は準備期間がとても短かったとお聞きしましたが。
高嶋 コンテから納品まで3週間しかなく、しかも途中で僕が1週間フランスへ出張だったので、本当に時間がなくてびっくりしました。普通の会社さんなら無理だと断るところだと思うのですが、僕らはやりたいと手を挙げたんですよ。というのも、テレビシリーズ2期の続きを作りたかったのですが、なかなかそれが実現するチャンスがなかったんです。それがやっと今回、こうして形にすることができました。
ーーでは、構想自体はずっとお持ちだったんですね。
高嶋 はい。1年ほど前から考えていて、20分くらいは新作を作れるだろうと。今後の伏線をいろいろ散りばめて…
ーー今後の伏線ですか?!
高嶋 そうです。『影鰐』という話はチャンスさえあれば作り続けて行きます、という決意表明というか。だからテレビシリーズのキャラクターたちが2期の後にどうなったのか、その先をちゃんと描くことをやりたかったんです。それはTwitterなどで言っても仕方がなくて、実際に物語として語ること、映像として残すことで刻まれるものなので。
ーーテレビシリーズのその後の物語として、すごく納得だったし、希望の持てるラストでした。
高嶋 テレビシリーズのキャラクターを出すに当たっては、どんな服装がいいのか、どんな風貌ならファンが悲しまないか、全然分からなくて悩んだところでした。番場も、スーツ派と2期ラストの状態のボロボロ派があったんですけど、僕はやはりこの後のストーリーのためにスーツを着せたかったんです。
ーーライブ上映ということで、この先の上映期間中に演出やお客さんの反応も変わってくるところがあるかもしれませんね。
高嶋 今日の上映を見ていて、さっそくアップデートしようという話も出ていました。寝ないでやっていると分からなくなってきてしまって(笑)、惜しいところはいろいろあるんです。とはいえ、今回は(高嶋監督の会社)TomoviesとDIRECTIONSさん、絵描きさん、役者さん、いろいろな人たちの協力があって、このスケジュールで奇跡的に完成したのは本当にすごいことだと思います。みなさんに、ありがとうございますという気持ちを伝えたいです。
ーー最後に、読者へのメッセージをお願いします。
高嶋 自分が物語に関われている間が幸せなので、こういう機会をいただけて本当にありがたいです。ぜひ劇場へ足を運んでいただければと思います。
ーーありがとうございました!

『影鰐 LIVE 上映 2.8 猿楽ナイトツアー』

【劇場】テアトル新宿 03-3352-1846
【上映期間】6月30日(土)〜7月6日(金) 連日 20:50 レイトショー上映 ※予告なし
【イベント】7月6日(金)20:50の回上映後トークショー
 登壇者(予定):石川由依、あろまほっと、マフィア梶田、高嶋友也監督
 ※登壇者は都合により、予告なく変更となる場合がございます。
【チケット販売】
 劇場窓口
 オンラインチケット予約 https://ttcg.jp/theatre_shinjuku/event/

■『影鰐LIVE上映 2.8 猿楽ナイトツアー』テアトル新宿
■「影鰐-KAGEWANI-」公式サイト http://kagewani.com
© Copyright Tomovies,LLC / DIRECTIONS,Inc

(記事 笠井美史乃)

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