私たちは伝説が生まれる瞬間を目撃した! そこ☆あに『ゾンビランドサガ』特集Part2まとめ

今週は『ゾンビランドサガ』特集Part2です。全体的にギャグを貫きながらも毎回のように泣かされ、1クールの間に驚くほど気持ちを揺さぶられる作品でした。最後は、みんなの悩みに寄り添ってきたさくらに訪れた試練……その解決も一筋縄じゃいかない面白さ。謎は投げっぱなし、でも期待を上回る感動の最終回を迎えました。

そこあに「ゾンビランドサガ」Part2 #562
「そこ☆あに」562回目は『ゾンビランドサガ』特集Part2です。 MAPPA、エイベックス・ピクチャーズ、Cygames共同企画によるオリジナルアニメ。 ゾンビとして生き返った少女たちが佐賀県を救うご当地アイドルを目指すというストーリー。...

■謎のアイドルプロデューサー・巽幸太郎の正体が…!
丸井「フランシュシュを作った理由が、全てあそこでわかりましたもんね」
くむ「ただの変態プロデューサーにしか見えなかったわけじゃない、1話の感覚からいくと。でも、あれこそ“仮面”だったわけでしょ。それをあくまでも源さくらのためにやっていたわけですよね。と考えれば、あの1話のノリがぜんぜん別物に見えてくるわけじゃない」
丸井「確かに」
くむ「だから、そういう見方で見る2周目3周目は、別物ですよね」
丸井「あのシーンでだいぶうるっときました。さくらに『乾君』と言われるところで、こういうことか!という」
くむ「具体的な説明は結局してくれてはいないんだけど、非常にわかりやすい。そう繋がったんだ、と」
丸井「すごいですよね、一瞬で」
くむ「全てを変えたわけじゃない、この物語の。別に告白したわけでもなんでもないもんね。さくらは知らないままですからね、彼が何者なのか」
丸井「その前にも巽さんがさくらを励ますシーンがありましたけど、それも合わせてよかったなと思います」
くむ「そうなんですよ。これが本当の巽なんだ、というね。でもそれはオマケですよね、言ってしまえば。あくまでも、フランシュシュとしての盛り上がりが最終回で、そこに謎の一つの答えを出してくれたという。素晴らしい構成だったなと思います」

■いわゆるアイドルものとはちょっと違う理由
小宮「アイドルアニメには違いないと思うんですけど、“いわゆる”…というのとは違うなと思って見ていました」
くむ「だからこそ受け入れやすかったのかもしれないですね」
小宮「前回の特集でも予想していたじゃないですか、今度こういう曲があるんじゃないか、というような。リリィちゃんはもしかしたらミュージカルっぽい感じじゃないか、みたいな話をしていたと思うんですけど。そういう感じの曲でしたよね」
くむ「その通りでしたね。お父さんへの愛を歌っていたところも含めて、すごく感動的なストーリーみたいな曲になっていましたよね」
小宮「でも、いわゆるアイドルものってそういう感じでは実はなくて。例えばハロウィンとか、そういうテーマとかはあったりするんですけど」
丸井「確かに。星川リリィというキャラが子役だからこそ、この曲ができたんですよね。(一般的にアイドル曲では)全体的なテーマはあっても、そのキャラの背景をテーマに曲が作られるということはあんまりない気がしますね」
くむ「これは本当に、ストーリーものだからこそ生まれている曲である、ということだよね」

■一体“何アニメ”だったのか、説明できないままに大成功
くむ「なかなか、この作品みたいなアニメをご当地で作ってくださいといわれても、できるわけないとおもいます。そんなものが上がってきたなという感じはしますね」
小宮「これはやっぱりアイデアがモノを言っているところありますよね。ゾンビだったらこうだよねとか、佐賀でこういうイベントがあるからこうやって取り入れようという発想がいちばんすごいところで」
くむ「そのコラボがうまく生きているからね」 
小宮「そこはちょっと生っぽさを感じるんですよ。佐賀を紹介しようとか、ゾンビを題材にしようというワクワクした気持ちを掛け合わせて、いいねいいね!って作った感じが」
くむ「勢いだよね。そのパワーみたいなものをすごく感じる作品だったからこそ、見ている方ものせられちゃったのかなという気がします」

一人では乗り越えることができなかった“持っていない”運命を仲間の力を得て乗り越えた時、その努力は報われるのか、それとも……? 最後のCパートは、ゾンビ映画にありがちな『回収されない振り』のオマージュにも見えますが、ぜひ2期・3期・劇場版!と続き、伝説のアイドルになってほしいと思います!

(笠井美史乃)

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