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積み上げられたリアリティが心に優しく刺さる そこ☆あに『月がきれい』インタビュー特集まとめ

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今回は、5月の通常特集に続いてインタビュー特集となりました『月がきれい』です。岸誠二監督、フライングドッグ南健プロデューサーをゲストにお迎えし、作品の立ち上がりからじっくりお話しをうかがっています。たくさんのご質問、メッセージをお寄せ頂き、ありがとうございました!

そこあに「月がきれい」 #485
「そこ☆あに」485回目は『月がきれい』特集です。ゲストに岸誠二監督、フライングドッグ南健プロデューサーをお迎えして、最終回を迎えたばかりの...

■恋愛ものを描きたい、じゃあ年代は?
南「大人の恋愛は30代、20代と上からどんどん削られていって。かといって、小学生の恋愛というのも、親世代としてはちょっとどうかなと。現実にはあるんでしょうけど(笑)。で最後、中高生だったらどっちがいい?みたいな話が一番、ヒートアップしたと思うんですね」
岸「結果まあ、中学生に落ち着いたんですけど。理由は……覚えてます?」
南「中学生の方が、不自由なんですよね」
岸「ああそうか!」
南「お金もないし、自分で自分の希望が選べないし。もっというと、自分自身が何をやりたいかとか、何者になりたいかとか、まだあまり具体的じゃない。何かしたいんだけど、まだよく分かっていないみたいな感じがあって。そのくらいの登場人物を描く方が、物語としては面白いんじゃないかということで、中学生に」

■いろんな人が「リアル」と感じる、リアリティはどこから?
岸「脚本づくりの段階で、中学生を描くに当たって、我々はもう忘れているわけですよ、若干」
南「若干どころじゃない(笑)。いうても30年前の中学生なので、今の中学生ってどうなんだろうねというのもあるじゃん」
岸「まずはそこから入っていったというのはありましたね。それこそお願いをして、プロデューサーの親戚とか」
南「友だちの子供だとか」
岸「取材をさせてもらって、なるほどこういう感じか、今の子はこうなのかというところを確認しながら。それを踏まえてシナリオに反映させていって。さらに舞台は……と。一個一個そういうものを積み上げていって、結果、現実世界の中でも起き得るようなドラマ、という現実味を帯びているのかなと。しかも我々が当時体感したこととか、それこそ恥をさらしあって、中学生の頃こうだったああだあったと(笑)。その上で今の中学生たちと照らし合わせて、変わってないね、変わっているね、と。そのへんを確認して脚本に落とし込んで、結果、積み上がったものが今のフィルムなのかなと思います」

■情報量の多すぎない場所で描く物語
岸「(都会よりも)朴訥とした、情報量の少ない中での中学生の姿を描いていこうと。でも、やはり制作の都合上その街には何回も行かなきゃいけない。そうすると、関東近郊で、ロケーションとしてキレイな場所ってどこかないかなと」
南「絵になりやすい街というかね」
岸「その中で、わりと最初の段階で挙がったのが川越だったんですよ。実際にいろいろ巡らせてもらって、本当に良い街だと。ここを舞台に物語をつくってみよう、というのは比較的スムーズに決まった話ではありましたね」
南「街道沿いで古くからの宿場町でもあったので、古い家もあるし、駅前にでっかいマンションもあるし。考えていたことの一つに、普通の子たちの普通の環境を描きたかったので、いろんな種類の子たちが同じクラスにいるというのもそれなんですよ。茜みたいに駅に近いマンションに転勤族で引っ越して住んでいるサラリーマン家庭や、小太郎みたいに建屋は古いけどわりと敷地の広い家に住んで市役所に務めているお父さんの子供という地元色の強い子、30年くらい前に新興住宅地に入ってきた家庭と、いろいろ共存できる街の作りだったり。あとは神社仏閣や古い町並みみたいな、絵になる、雰囲気のある街。それは条件にはしていなかったんだけど、行ってみるとコレは絵になるだろうということもあったし。街の名前も、抜群ではないにしても全国的にある程度の知名度があるというのもひとつポイントになったかなと」

この他、プレスコの裏話や、ストーリーを彩ったカバー曲の数々、LINEの使い方についてなど、リスナーさんからの質問にもがっつりお答えいただきました。それそれ、気になってたんですよね。作品を見守ってきたファンにとってはとても聴き応えのあるインタビューになっています。これを聴くともう一度見直したくなるかも。最終回特集へのコメントもお待ちしています!

(笠井美史乃)

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