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魂を受け継ぎ、新しい時代に描かれる「ジョー」 そこ☆あに『メガロボクス』特集まとめ

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今週は、青田買い特集配信前からやらざるを得ない!と思っていた『メガロボクス』特集です。原作・アニメともに時代に刻まれた名作「あしたのジョー」を原案に、骨格やスピリットを引き継ぎつつ大胆なアレンジを加えた、今までに見ないタイプのリブート(?)作品。そのカッコ良さで新しい世代も魅了しています。

そこあに「メガロボクス」 #530
「そこ☆あに」530回目は『メガロボクス』特集です。 漫画「あしたのジョー」連載50周年を記念して放送されているオリジナルアニメーション「...

■SF的、ちょっと緩くて泥臭い未来
たま「マッドマックス的というか、ちょっと荒廃したような未来設定というのはいろんなところで見るので。逆になるほどありかな、という気がするんですよ」
くむ「よくこの設定に持っていったな、という感じはありますよね。まず、この世界って一体いつなんでしょうね。設定上は近未来ということにはなっているようですけど。これが2000何年ということは今の所出ていない」
芦川「主人公のいる場面が、言い方が悪いですけど僻地というのもあって、未来というのがあまり感じにくい部分はありますよね」
くむ「未来描写でよくある話ではありますけど、すごく繁栄している場所と、スラム的な場所という。この世界で言えば、認可地区と未認可地区に別れていますけども。市民IDを持つか持たないかだけで、これだけ生活の差が出てくるということでしょ。ディストピア感がないわけではないけど、でも別に市民IDを持たなくても、一応認可地区に出入りはできていますよね」
芦川「みたいですね。ジョーだけですよね、ID持っているの」
くむ「完全に入り口でシャットアウトするほどの厳しさはないんだよね。その辺は少し緩いのかな、という感じはありますね」

■言葉じゃねぇ、突き進む強さと若さ
芦川「かっこいいですよね!いかにも人間臭くて泥臭くて」
たま「とりあえずやる!という姿勢が好きですね。誰が何を言おうが、最初決めたことは絶対やる。あの感じ」
くむ「やっぱり主人公は魅力的じゃなきゃダメだと思うのでそういう意味で、自分の名前すら知らないというのもすごいよね」
芦川「主人公自体がそんなに口数が多いわけじゃないのに、引っ張って行くというか、姿勢を変えないというのは本当かっこいいです」
たま「逆に、何も語らないというのがすごくかっこよく感じますよ。男は言葉じゃなく行動で語るべし、と。しかも成果を出すじゃないですか」
芦川「それも余裕で勝つわけじゃないんですよね。最初から強いパターンではなく」
くむ「(原作の)ジョーも決して、最初から強かったわけじゃないのでね。原作の良さみたいなものをうまく生かしながら、新しい作品を作っていっているなという感じはします。私の中では、ジャンクドッグ(ジョー)は自信過剰な若者感、みたいなものを持っているところはすごくあると思う」
たま「そうですね。自分の限界がどこか、というのがまだ定まっていない、わからないからこその無謀みたいなものは感じますよね」

■独特の線がつくり出す力強さ
芦川「ここまで手書きに近い線のアニメというのを始めて見たので。こんなに力強く見えるのかと、びっくりしました」
くむ「違和感はないですか?」
芦川「引き込まれる方が強くて、むしろそうじゃないとちょっと物足りなくなっちゃうんじゃないかと思うくらい」
くむ「確かに、絵からパワーは伝わってきますよね」
芦川「躍動感もすごく伝わってくるので。他のアニメと明らかに違った目線で見ちゃいます」
たま「線の強弱があるとすごく絵に力が出るので、大事なことなんですけど、アニメではどうしても難しいですよね。これはトムスさんのノウハウもあるのかなという気がします」
くむ「監督の森山さんは、監督デビュー作なんですよね。『LUPIN THE IIIRD 次元大介の墓標』などでプロップデザイン、キャラクターデザインをされていた。いかにもトムスらしい、力強い感じの絵には関わっていらしたということなんだと思うんですが」
たま「コンセプトアートをメインでやってこられた方なのかなという気がするので。ここ一番、こういう絵が作りたい、というすごく強い意志を感じるシーンが多いなと思いますね」

泥臭さのある人間ドラマと埃っぽい未来感が生み出す、一周回ってスタイリッシュな独特の世界観。奇をてらわずとも驚きにあふれる作品になっているのではないでしょうか。この熱さはぜひリアルタイムで感じていただきたいと思います!

(笠井美史乃)

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