お知らせ

【募集】10月29日は『秋アニメ新番組青田買い』特集です。投稿は1人1作品400文字までです。別名義での複数投稿はお断りいたします。締切は10月28日23:00。
【予告】11月5日は『コードギアス 反逆のルルーシュⅠ 興道』特集の予定です。

夏の終わりと思い出語りが似合う映画 そこ☆あに『きみの声をとどけたい』特集まとめ

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秋の色合いも濃くなる今日この頃ではありますが、今週の特集は劇場作品『きみの声をとどけたい』です。新人声優の育成を目的とした「キミコエプロジェクト」を母体とした作品ですが、決してオマケ的な作りではなく、自然にキャラクターたちを応援したくなる真っ直ぐさが魅力。さりげなく織り込まれたファンタジー要素もストーリーをうまく演出してくれています。ミニFMが舞台ということで、くむPの思い出語りも盛り上がっていますよ♪

そこあに「きみの声をとどけたい」 #499
「そこ☆あに」499回目は『きみの声をとどけたい』特集です。 湘南のミニFMステーションを舞台にしたコトバにまつわる一夏の奇跡。 新人声...

■背景を知ると、オーディションから応援していたかった!
那瀬「キミコエオーディションのことを全然ぜんぜん知らなかったから、どうしても最初はそんなに期待していなかった、というのが正直なところでした。でも、プロジェクトの内容を知っていくと、いろいろすごく納得する、いろんなことが合致している作品だなと改めて思いますね」
くむ「最近はどうしても有名声優が使われることが多いわけじゃない。ある種、安心感ももちろんあると思いますし。ただ、面白みがないんだよね、そういうキャスティングばかりでは」
那瀬「まあ、こちらもある程度わかりますしね」
くむ「だからこそこういうオーディションで、しかも完全にタマゴな訳じゃないですか、この子たちは。そういうものを見ることができて、それもキャラクターとしても彼女たちらしいものが作り上げられたというのは、素晴らしいですよね」
那瀬「韓国(の舞台挨拶)まで追いかけたくなる気持ちも分かるというか。オーディション番組って、面白いですよね」
くむ「応援したくなる気持ちをより深くしますよね。この作品が終わって『NOW ON AIR』としての活動がどこまで続くかは分かりませんけど、でも彼女たちが次も活躍の場を見つけていって、別の作品でこの作品に出た子だ、というのを早く見たい感じはありますね」

■物語のポイントはキャラたちの関係性
くむ「見ていくうちに、これは結末が予想できるなと思い始めたんですけど。その通りになりましたね」
那瀬「そういう意味での奇をてらわないというか、安心感があるというか。でも安心感があってつまらない、とはならなかったなと」
くむ「ちゃんと感動させてくれたよね。なるべくしてそうなったわけですけど、そう、これでいいんだよ、という感じでホロっときて終わるという。夏の終わり方ということでは、まさに理想的だったのかな」
美樹「結末がクライマックスなのは確かなんですけど、そこまでいく経緯とか、彼女たちの関係性がどうやって築かれていくか、という方にフィーチャーして見ちゃうので。結末が思った通りでも普通に面白いと思えるのは、そこだけが見どころじゃないからかな、という感じはしましたね」
くむ「感動させてやろう、というところがポイントじゃないということだよね」

■ミニFMって、知ってます?
くむ「80年代にブームが起きたんですよ。私が高校生の頃にやっていたんです。当時、アマチュア無線とかを取り上げているような『ラジオの製作』っていう雑誌があったんですよね。ミニFM用のトランスミッターという送信機みたいなものを、自分たちで作るわけです。全国のミニFMを紹介する記事があったりとか。全国に何百局とできていたと言いますから、それが80年代のブームだったんですよね。」
くむ「それを経て、1991年に織田裕二主演の『波の数だけ抱きしめて』という映画が作られんですけど。この映画が、1980年代前半の湘南のミニFMが舞台なんですよ。映画になるくらい、ちょっとブームだった時期がある。で、私もちょうどそれくらいの頃にラジオをやっていて…」
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くむ「…ポッドキャストになってすごく簡単になり、当時は多分20人くらいしか聞いてもらえていなかったのが、そうじゃない人数に聞いてもらえるようになりました。けど、今続けているベースにあるのはあの頃の20人の存在かもしれないですね。まあ、その人たちは今のことをぜんぜん知らないと思いますけど。でもやはり、すごい思い出になっている。だから、そのリアルとそんなにずれていない、というところはすごくいい描写だったのかなと思って見ていました」

「声をとどける」というテーマのもと、ミニFMと歌が大きな役割を担っている作品。奇をてらわない、けれど新鮮さもあり、ちょっとノスタルジーもあり、素直な気持ちで観られるのではないでしょうか。9月・10月から上映が始まった劇場もありますので、お近くに上映劇場があればぜひご覧になってみてください。また、6人の声優ユニット「NOW ON AIR」は、現在FM鎌倉で番組を放送中。サイマルラジオでも聴くことができるので、興味のある方はぜひ!

<キミコエ・オーディション>
http://kimikoe.com/

<FM鎌倉 「コトダマラジオ」>
http://kimikoe.com/kotodamaradio/

(笠井美史乃)

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