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役者の芝居に絵を合わせる! 春アニメ『ID-0』はCGの演技力にも注目 - 先行上映会イベントレポート

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ロボットアニメ好きなら見逃すわけにいかない、2017年春の新番組『ID-0』。3月19日、その先行上映イベントが都内の劇場にて行われました。本編第1話・2話の上映に加え、出演する声優さんたちによるトークショー、オープニング主題歌を歌う佐咲紗花さんによるライブが行われました。

『ID-0』は、『蒼き鋼のアルペジオ -アルス・ノヴァ-』などで知られるアニメ制作会社 サンジゲンが制作するオリジナルロボットアニメ。しかも、『無限のリヴァイアス』『スクライド』という名作を生み出した谷口悟朗監督・黒田洋介コンビと聞けば、期待せざるを得ませんよね!

イベントではオープニング・エンディングを含めた形で、第1話・2話を連続上映。冒頭から非常に情報量が多くテンポの早い展開が続きますが、骨太なSF設定にスタイリッシュで個性的なメカ「Iマシン」、人物像のしっかりしたキャラクターたちにガッチリ気持ちを掴まれ、ぐいぐい引き込まれる勢いです。セルルックフル3DCGアニメであることを忘れるほど、人物の演技がとてもナチュラルです。CGアニメの演出や表現力がどんどん進化しているんですね。

主人公たちが所属するのは「オリハルト」という鉱物を海賊さながらに掘っていく採掘会社・エスカベイト社。労働環境の泥臭さも描きつつ、デザインはイマドキっぽいオシャレさ、かつロボットらしい外連味もたっぷりで、とにかく「ロボットものを見た!」という満足感を十分に味わうことができました。ロボット好き、SF好きにはいいから見とけ! と言いたくなる作品です。

続いて行われたトークショーには、興津和幸さん(イド役)、津田美波さん(ミクリ・マヤ役)、金元寿子さん(クレア・ホウジョウ役)、そしてMCを兼ねて松風雅也さん(リック・エイヤー役)が登壇。松風さんがチャキチャキと進行しつつ他の3人をいじり振り回す中、意外な裏話を聞くことができました。


津田美波さん演じるミクリ・マヤ


金元寿子さん演じるクレア・ホウジョウ


興津和幸さん演じるイド機


松風雅也さん演じるリック機

津田さん「アフレコ時にV(映像)が始まると、最初に『絵は気にしないでください』と出てくるんです」
松風さん「そうなんですよ、画面いっぱいに『絵にはひっぱられないでください、最悪無視してもいいです』とプロデューサーの署名が入っていて。。本当に自由でしたよね」
興津さん「絵を動かすのは後からどんどん合わせていきますから、役者の皆さんは思う存分力を発揮して、持てる全てを使って大きくお芝居してください、と。でも、イドは寡黙な男なので興津さんはいいです、と言われました(笑)」

プレスコとは少し違う形で、声優さんの演技が映像にフィードバックされる作り方になっているようです。キャラの演技がナチュラルに見えるのも、それが影響している部分があるのかもしれませんね。さらに話数を重ねるほど「ますます相乗効果が起っていく」(松風さん)そうなので、その変化にも注目です。

また、アフレコ前には情報量の多い設定や世界観を共有するための本読み(という打ち合わせ)があり、谷口監督からいろいろな説明があったそうですが、ここでも興津さんだけは質問をしてもなぜか「イドは知らなくていいです」と言われるばかりで、本当に何も知らないままアフレコに臨んだといいます。実は、その対応もストーリーの展開に関わっているのだと徐々に分かってくるのがまた面白いところ。そして興津さんとは反対に、全てを事前に知らされていた人物もいたとか……?! そのあたりの種明かしも大きな楽しみの一つです。

ステージでは続いて、佐咲紗花さんによるオープニング主題歌「ID-0」ライブが行われました。フルバージョンはこれが初披露とのこと。スタイリッシュかつロボットアニメの王道を行く、この作品にピッタリのカッコいい曲です! 歌詞をじっくり聴くと「イドは知らなくていいです」の裏側もちょっと見えてくるかも?

また、謎を振りまいた特報PVで「ソーラン節」を歌っていたのも、実は佐咲さん。さらに、一部で萌えアニメかと誤解を招いた(?)PV第1弾も、マヤが働くことになるエスカベイト社の実態を見ると違った意味に聞こえてくるかも?!

映像以外にもいろいろな仕掛けで楽しませてくれそうで、ますます期待が高まります。最後に、イベントに登壇された方々からファンのみなさんへのメッセージで締めくくられました。

佐咲紗花さん「キャラソンの作詞だけでなく、色々と作品に深く関わっているところを見ていただけるかもしれませんので、楽しみにしていてください。作品全体と共にオープニング、エンディングも応援してくれると嬉しいです。」

金元寿子さん「アフレコの際に指示通り自由にやらせていただいたものに、表情や動きのお芝居もつけていただき、こんなに人間味のある映像になっているのだと、すごくびっくりしました。この先まだまだ色々なキャラクターが出て来ますし、色々なことが起きていきますので、ぜひ楽しみにしていてください。」

津田美波さん「大スクリーンで見ていただけて、貴重なお時間になったと思います。今日見ていない方にも、皆さんから広めて頂きたいと思っています。『ID-0』面白いよ、と勧めていただけたら、本当に幸せです。ぜひこれから、『ID-0』のことをよろしくお願いします!」

興津和幸さん「僕自身、イドを演じるに当たって何も知らない状態で1クールを駆け抜けました。みなさんも僕と同じ気持ちで1話から順番に楽しんでいただけると、すごく心が揺さぶられる作品になっていると思いますので、ぜひ頭を空っぽにして、得られる情報をそのまま心に受け取って、色々なものを感じていただけたらと思います。」

松風雅也さん「アフレコは完了していて、シリーズとしても一応1クールで終了するのですが、この後の可能性はそれこそ宇宙のように無限に広がっています。そのためにも、このシリーズを声を大にして盛り上げていただければ、またみなさんとお会いできる機会もあると思います。一挙上映などで、一緒に大きなスクリーンで見たいですね! ということで、改めまして4月からの放送を楽しみにしていただきたいと思います。」


(左から)佐咲紗花さん、松風雅也さん、興津和幸さん、津田美波さん、金元寿子さん

『ID-0』は、2017年4月9日 23時よりTOKYO MXなどでTV放送開始。また、Netflixにて独占配信スタートの予定となっています。

       

◇公式HP http://id-zero.com
◇公式Twitter @ID_0_anime

(C) ID-0 Project

(記事 笠井美史乃)

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