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【予告】11月5日は『コードギアス 反逆のルルーシュⅠ 興道』特集の予定です。

新感覚すぎる!劇場上映イベント『影鰐-KAGEWANI- 《贄の儀式・2016夏》』レポート

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 皆さん、わにわにー! ということで、そこ☆あにパーソナリティ内でも一大ブームを巻き起こした『影鰐-KAGEWANI-』が、イベントになって帰ってきました。それも最近流行りの応援上映!? 『影鰐』で応援上映って、一体どんなイベントになるの……!? こうしちゃいられない、とワタクシ那瀬ひとみが参加してきましたので、今回はそのレポートをお届けします。

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 8月20日、TOHOシネマズ新宿にて行われたイベント、その名も『影鰐-KAGEWANI- 《贄の儀式・2016夏》』。当日はあいにくのお天気でしたが、そんな空模様をも吹き飛ばしそうな熱い鰐ラーたちが集まりました。開場待ちのエントランスには、グッズ販売されていた音叉を手に持つ人がチラホラ……なんだか不思議な雰囲気(笑)。

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 19時の上映開始を前に、スクリーン内には携帯電話オフなどお決まりの注意事項アナウンスが流れますが、音が途切れ途切れになりながら、固い言葉遣いでのアナウンスに『影鰐』ワールド独特の緊張感が高まります。スゴイ雰囲気作り!!

 さあ、いよいよ上映スタート! と思ったら、いきなりスクリーン前に特殊部隊ユニフォームを着た男性が姿を現しました!?
 なんと今回の上映は“ライブアクション”スタイル! 木村の新録ナレーションと、猿楽製薬の特殊部隊隊員が対話をする形で構成されていたのです。第1期、第2期に渡って語られた“影鰐”の謎を隊員が紐解いていくというストーリー仕立てで、60分強の再編集版が上映されました。途中、影鰐が出現するシーンでは、隊員から「音叉を鳴らすんだ!」との声が掛かりますが、迫力の音量にかき消されたのかあまり聞こえない音叉の音……あれ……?

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 再編集版上映終了後のトークコーナーに入ると、さっそくゲスト陣から音叉に対するツッコミの声が(笑)。「盛り上がる方向を間違えてる!」との言葉には、音叉による応援上映を発案した製作総指揮の長江さんもテへへ顔でした。
 トークコーナーのゲストは高嶋友也監督、M.S.S.ProjectのFB777さん・KIKKUN-MK-Ⅱさん・あろまほっとさん・eoheohさん、そしてライブアクションで隊員役を演じていた脚本の熊本浩武さんといった豪華面々が集結。熊本さんが隊員を演じられていたことはここで初めて明かされ、まさかの配役に客席からは驚きの声が上がりました。

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 M.S.S.Projectは今作のED曲を担当し、声優としても参加していました。高嶋監督、脚本の熊本さんを前に、話題はM.S.S.P出演エピソードに。第1期のEPISODE9「蠱惑」はM.S.S.Pを声優に起用することが前提ではなく、たまたま男性4人組のエピソードがあったから担当してもらうことになった流れや、すっかり人気キャラクターになった小森智、通称“サトルサァン”は当初のキャスティングは違っていたことが語られました。あろまほっとさんとeoheohさんが逆だったのを岩切プロデューサーの判断で急きょチェンジしたのが、M.S.S.Pメンバーいわく「功を奏した」そうです(笑)。

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 その後のM.S.S.P担当回の、第1期EPISODE9「蠱惑」、第2期EPISODE3「秘儀」の上映タイムでは、M.S.S.Pの生コメンタリー、そして生アフレコ(?)が披露されました。各メンバーの名台詞でテロップが出るという斬新な仕様!(例:「ですから、お客様はお一人でした」など) 「カラオケじゃん!」とツッコミを入れながらも、特にeoheohさんは“ゲスさ”増し増しで演じてくれました。

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 再びのトークコーナーではアフレコ収録時の様子が語られ、最初はメンバーは互いの演技を笑わずにはいられなかったそうですが、監督いわく、「だんだんとそれぞれの持ち味を活かして、キャラクターにハマっていった」そうです。「1度録り終えから、そのテンションのままでもう1度やってみてもらうと、クオリティが上がっていくのが面白かった。その分、時間はかかりましたけどね」と苦笑いしつつも、高嶋監督は楽しそうに語ってくれました。
 また、キャストに引っ張られてキャラクターが変わったのが、小森智でした。もともと、もっと邪悪なキャラクターだったのが、あろまほっとさんの優しい演技や声色を聞いて「そっちじゃないな」と変更したんだそうです。あろまほっとさんご本人は、高嶋監督のお言葉には青天の霹靂のようでしたが、第2期EPISODE7「孤独」の収録時に、別録りではあったものの共演の浅野真澄さんと遭遇していたという裏話を披露してくれました。
 智エピソード上映タイムでは、『影鰐-KAGEWANI-承』DVDの特典映像と、第2期EPISODE7「孤独」が続けて上映されました。霧子が山荘を訪れる前に智が何をしていたのかを描いた内容に、会場からはすすり泣く声が。声出しOKだということをすっかり忘れて、会場の全員が見入っていました。智は偉大ですね……! そのキャラクターは脚本の熊本さんをも動かし、いつのまにか表記が「智→サトルサァン」に変わっていたそうですよ!(笑)

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 イベントも終盤に差し掛かり、和やかな雰囲気でトークが進められている最中、突如、ショルダーバッグを掛けたままの、番場宗介役・杉田智和さんが乱入! イベントの始めに会場で流れた、鰐鰐テレフォン風メッセージでは「行けません」と言っていたにも関わらず仕事終わりで駆けつけてくれたそうで、これには会場中がビックリ! 高嶋監督もMCの吉田尚記さんにも本当に伝えられていなかったサプライズだったようで、杉田さんは颯爽と主導権を取ってトークをかき回してくれました。M.S.S.Pとはアフレコ収録で会えず終いで、ここが初対面だったそうで、ニコニコ動画という場で活躍するM.S.S.Pに対して独自の理解の示し方で語りかけました。
 主演も参戦して、いよいよ話題は次回作の話に。高嶋監督は「劇場版まで行きたい!」と意欲マンマン! 次はアメリカ版『影鰐』!? はたまたメカ木村ならぬメカサトルサァン!!? ゲスト陣からは様々な妄想が飛び出しながらも、「あのラストだから、まだ終わっていないはず。いつでも番場宗介になれるように準備しておきます」と杉田さんが締めくくりました。

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 イベント終了後、高嶋友也監督と脚本の熊本浩武さんにコメントをいただきました!(敬称略)

――お疲れ様でした! 斬新な企画が盛りだくさんでしたね。
高嶋 実はイベントの構成が決定したのは10日前くらいで(笑)。けっこうギリギリまで内容を詰めていて、脚本も相当、変わったんですよ。
――まさかのライブアクション、それも脚本家自ら演じられるとは驚きでした。
熊本 最初はライブアクションだと知らなくて、木村の追加ナレーションだけを担当していたので僕もビックリしました。イベントが決まった時に「8月20日は空いていますか?」とメールが来て、「なんでですか?」と言ったんですが……。
――たまたま空いていて(笑)。
熊本 キャラクターの設定上でセリフを直したりしていく中で、だんだんなぜか隊員がメインになってきて、それをいつの間にか自分がやることになってしまって……。出たがりみたいで恥ずかしすぎました(笑)。
――一挙上映のような形かと思ったらガッツリと再編集されていて、とても見応えがありました。
高嶋 SNSなどでファンの皆さんの反応や熱量を見ていると、ただ上映しても面白くないだろうと思いました。作品を理解した上でさらに楽しんでもらうためにはどうしたらいいかと考えて、ああいう構成にしました。最初はもっと暗いイベントになる予定だったんです、音叉がチーンと鳴って(笑)。
――終盤には、まさかの杉田智和さんも登場しましたね。
高嶋 いやぁ、ありがたかったです。
熊本 でも途中、杉田さんと司会の吉田さんが暴走して、二人の話を皆が聞く感じになっていましたよね(笑)。
――監督も熊本さんも全然、止めに入らないのがシュールでした。
監督 カオスな感じも含めて、楽しかったですよね(笑)。
――ファンの皆さんへメッセージをお願いします。
熊本 『影鰐』としてはいったん、来るところまで来られたかな、と思っています。だから今後は、もちろん皆さんから何を期待されているかも気になるところですが、それをいかに裏切っていけるかが僕らの仕事だと思うので、「そっちに行ったのか!」と驚いてもらえる続編を作りたいです。楽しみにしていてください。
高嶋 今までは実際に『影鰐』のファンを見たことがなかったので、今日、来た時にグッズ売り場で楽しそうにしている子達を見て、とても嬉しくなりました。そういう姿を僕ら作り手が目の当りにできるので、イベントっていいものですね。次の作品へのパワーになります。『影鰐』は今日のイベントで一度、動きが止まりますが、杉田さんが「もし次があったら」という話をしてくれた時に、「その手があったか!」とまた新たな発展ができそうなアイデアが浮かんできました。是非それをやってみたいですが、できるかどうかはファンの皆さんの応援次第になるのかなと思います。引き続き、応援していただけると幸いです。

 「音叉を鳴らせ!」のサインの表示タイミングの改善を考えていたり、再編集版を持って全国を回りたいという野望もあったりするみたいですよ……! 応援次第で様々な企画にチャレンジしてくれそうな『影鰐』。まだまだ目が離せませんね!

■「影鰐-KAGEWANI-」公式サイト http://kagewani.com
© Copyright Tomovies,LLC / DIRECTIONS,Inc

(記事 那瀬ひとみ)

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